名古屋プレイヤーズの次回作 ソーントンワイルダーの名作Our Town (邦題 わが町)のオーディションのお知らせです。
この作品を私たちは今年の7月に上演予定でした。しかし、コロナウィルス感染症の影響は大きく、延期することを決断いたしました。新たな上演予定日は、2021年6月12日(土)13日(日)です。
今回はこの地域の演劇界では演者としてはもちろん、オリジナル作品の演出家としても定評のあるJoe Sichiさんが演出を手掛けます。
ソートン・ワイルダーの『わが町』は、アメリカで1938年にピューリツァー賞を受賞し、最も愛される演目の一つに挙げられる作品です。ニューハンプシャーのグローバーズ・コーナーズという小さな町の住民たちを中心とした物語で、世界中のどこの町にでも起こりうる日常生活を表現しています。そして、グローバーズ・コーナーは世界中のコミュニティーと文化を分かち合う価値があることを象徴しています。
この舞台は、「人生、愛、死」というテーマで3幕で構成されています。
ワイルダーの作品は、普遍の真実を美しく描いていることで賞賛されています。彼は人間であることの意味についてはっきりとオープンに話しています。『わが町』はユーモア、賢明さ、誠実さを見事に組み合わさっています。ともに永遠に心に残る人生と物語を体験することができる素晴らしい舞台です。
今年の7月の上演のために準備していて下さったメンバーのほとんどから、引き続き参加表明をいただいていますが、数名、空いた役がありますので募集いたします。
オーディションは8月16日(日)23日(日)の2日間にZOOMを利用して行います。1人あたり15分程度の予定です。オーディションでは演目からのシーンを演じていただきます。セリフは事前にお渡しします。次回公演での出演者を幅広く公募しています。当劇団は初めての方でも大歓迎。演技指導のトレーニングも行っておりますので、安心してご応募ください。
オーディションへのご希望の方はオーディションの時間に制限がありますので、お早めにお申し込みください。先着順にスケジュールを組んで参ります。出演者の他にスタッフ、ボランティアに興味のある方も同時に募集しております。
この日がご都合の悪い方はメールにて他の日をご予約ください。Info@NagoyaPlayers.org
リハーサルは2020年の11月から2021年の6月にかけて毎週日曜日に予定を組みます。
3〜5時間程度シーン毎に練習し、その後通し稽古に入りますと、6〜8時間程度になります。
2021年6月12日(土曜)13日(日曜)千種文化小劇場にて「わが町」を公演予定。
およそ1時間程度の劇で前日のリハーサル6月11日(金曜)も含めて合計3日間参加可能でなければなりません。
コロナウィルス感染症(Covid-19)に関して
名古屋プレイヤーズの公演はひとつの作品につき1年をかけて準備しています。すでに、来年の公演は制作準備段階に入らなければなりません名古屋プレイヤーズといたしましては、ソーシャルディスタンスや、その他感染症予防策につきまして、様々なガイドラインに従うことを前提に活動していきます。可能な活動は、オンラインも利用の予定です。
コロナウィルス感染症(Covid-19)は大きな懸念ではありますが、来年の夏には状況が明るくなることと信じています。演劇や舞台芸術に関わる者にとって、この状況は非常に厳しいです。状況は日々変わっています。確実に情報を精査し、それに合わせて活動を組んでまいります。
名古屋プレイヤーズでのすべての企画、会議、リハーサルはすべて英語で行われますので、英語学習者には英語環境を増やすとても良い機会です。日常会話程度の英語力があればどなたでも参加でき、また日本人スタッフも常駐しておりますので、ご安心ください。
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