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Heather L. Barksdale Interview with Artistic Director Shawn Mahler

Author Heather L. Barksdale recently posted a review of Chizawa Bay: As Ugly as I Am by Nagoya Players’ Artistic Director, Shawn Mahler.

Heather also put together an interesting interview with Shawn to discuss his approach to writing and the construction of the novel. In the interview Shawn also offers up some helpful advice to new and aspiring writers. Please give it a read to learn more about the madman leading our troupe;)

Heather’s Bookshelf: Author Interview with Shawn Mahler

And to read Heather’s review of Chizawa Bay please visit her website:

Heather’s Bookshelf: Chizawa Bay: As Ugly As I Am

Announcing the Cast of ‘Our Town’

Nagoya Players is very pleased to announce the cast for our 2021 production of Thornton Wilder’s Pulitzer Prize winning play Our Town.

Due to the effects of COVID-19 we were forced to postpone our 2020 production. However, the cast and crew have remained committed and determined to put on the show. They have been working diligently on an updated version for well over a year now. We are so very grateful to everyone who has contributed to the show in these very challenging times. With the pandemic winding down, we are very happy to announce the show will take stage June 12-13th, 2021 at Chikusa Playhouse.

We have a few returning faces and a lot of new talent to showcase in this production. Nagoya theater veterans Joe Sichi, Leona Cameron, Allan Van Der and John Ahern are all familiar and beloved faces. They’ll be joined on stage by newcomers to the scene Emily Bailey, Holly McNamee, and Shinsuke Tsuda. We also have a family of youngsters joining us with the adorable Uta Tsuchida and her brothers Rintaro and Nikichi. And most exciting of all is our collaboration with Meijo University’s Faculty of Foreign Language. Several students from Meijo’s drama program, lead by Prof. Masami Iwai, will be making their English-acting debuts.

This show achieves so many of the goals we’ve set for our group. The Our Town production will bring in a new batch of young talent that will receive guidance, instruction and training from our experienced pool of actors and artists. Experience and youth working together on one of the true classics of the stage is a beautiful thing to see. We’re very excited to put this amazing show together for the city of Nagoya to enjoy.

Main Characters

Supporting Characters

Jun Takahashi
Amy Braun
Mayo Dei
Atsumi Yamamoto
Hiroshi Nakayama
Valeriya Takazato
Uta Tsuchida
Nikichi Tsuchida
Rintaro Tsuchida
John Ahern
Steph Patterson
Hirotaka Mimaki
Yuka Takatsu
Michael Kruse

as SIMON STIMSON
as CONSTABLE WARREN
as MRS NEWSOME
as MRS SOAMES
as JOE STODDARD
as SAMANTHA CRAIG
as REBECCA GIBBS
as JOE CROWELL JR
as SI CROWELL
as BELLIGERENT MAN
as AMONG THE DEAD
as AMONG THE DEAD
as OLDER REBECCA
as H. STAGE MANAGER

The Zoo: Bilingual Picture Book•「動物園」バイリンガル絵本

(English Below)

英語で落語「The Zoo」は2020年公演・名古屋プレイヤーズ企画舞台「チャリティショーケース」で太田博之氏が演じたものです。主人公タロウが動物園でアルバイトをする様子を滑稽でユーモアたっぷりに描写しています。

この度、その演目がバイリンガル絵本になりました。挿絵は名古屋プレイヤーズで活躍する役者エミリー・ベイリーが描き、絵本のナレーションや日本語訳にも携わっています。

このバイリンガル絵本は英語を学ぶ日本人の子供達に向けて作られ、保護者や英語指導者にとっても子供達の音読をサポートしやすく構成されています。

英語教育の重要性がますます高まる中、一人でも多くの子供達が英語に触れ、絵本や演劇を通して楽しく英語が学ぶのにこのバイリンガル絵本「The Zoo」がお役に立てるのを願っています。

Amazon.jp

We’re very excited to announce our new language-study material for learners of English and/or Japanese: 

The Zoo: Bilingual Picture Book•「動物園」バイリンガル絵本

The Zoo was originally performed by Hiroyuki Ota as part of Nagoya Players’ Charity Showcase 2020. It is a fast and fun story about Taro and his misadventures at the local zoo. There’s a surprise twist at the end we’re sure you’re going to enjoy!

The Zoo is Illustrated by artist and actress Emily Bailey. She also prepared the Japanese translation, as well as the English adaptation into Picture Book format.

The bilingual text found in this book has been added for the benefit of Japanese children who are learning English. If needed, it is a quick and easy reference for parents and adults to explain the story to children in their native language.

The need for English education around the world is ever-increasing. We have developed our The Zoo Bilingual Picture Book in order to reach and motivate as many children as possible. We want them to experience the joy of language learning through reading and performance!

Available now on Amazon:

Book Review by Maria the Millennial: Aesop’s Fables•「イソップ物語」

Today we have a book review from Maria The Millennial for NP’s Aesop’s Fables Easy Bilingual Reader •「イソップ物語」やさしいバイリンガル読本!

Maria speaks multiple languages (English, Russian, and Dutch) and is a passionate language-learner. Her YouTube channel features several great videos about her study process and how she acquires languages.

Maria is currently an intermediate Japanese speaker and gave a very insightful review from that perspective. Please give the video a watch. And remember to Like and Subscribe to Maria The Millennial for future language learning advice.

Available on Amazon:
Aesop’s Fables Easy Bilingual Reader •「イソップ物語」やさしいバイリンガル読本!

Book Review by NikoNiko Sensei: Aesop’s Fables•「イソップ物語」

NikoNiko Sensei (ニコニコ先生) just posted a review of our Aesop’s Fables Easy Bilingual Reader •「イソップ物語」やさしいバイリンガル読本!

NikoNiko Sensei runs a very interesting YouTube channel for Japanese language learners. We were fascinated by his approach to language acquisition. He’s made several videos explaining how he uses materials like Japanese video games and children’s books to build up his comprehension and increase his language input.

He has a lot of great advice for Japanese learners ‘hitting the wall’ and how to overcome the doldrums of language study.

Please watch his review and Like and Subscribe to NikoNiko Sensei for more great language learning content.

Available on Amazon:
Aesop’s Fables Easy Bilingual Reader •「イソップ物語」やさしいバイリンガル読本!

STAGE MANAGER•ステージマネージャー

(English on Page 2)

こんにちは!!

2021年最初の『わが町』ブログです!!

今年こそは、名古屋プレイヤーズが『わが町』を上演する年。コロナに負けず、着々と、上演の準備にリハーサルを進めつつ、名古屋プレイヤーズは2021年を全力で駆け抜けて参ります!!

どうぞ本年も、名古屋プレイヤーズを宜しくお願い申し上げます。

Frank Craven as the STAGE MANAGER in the original Broadway production of Our Town (1938)

早速、本日のブログのテーマですが、『わが町』の中でステージを取り仕切る人物、ステージマネージャー(舞台監督)(以下、ステージマネージャー)についてです。

皆様、ステージマネージャーの存在、読んでて不思議に思いましたか??

それとも、演劇を観に行って、舞台監督がステージ上で話の筋をその都度説明してくれるなんてお優しい!!あり難い存在??

ということで、本日のブログは、『わが町』における、ステージマネージャーの重要性について考えてみたいと思います。

忘れてはならないことは、この『わが町』が、ある3つの要素を巧みに利用して演劇を表現することに成功した、画期的な作品であると言われていることです。

では、『わが町』が1938年2月4日にアメリカで初演されたとき、観客、批評家たちを大いに驚かせた演劇上の大胆な仕掛けを3つご紹介します。

1.第4の壁を破る(背景などを表す壁、プロセニアム・アーチ、大道具・小道具などの一切ない舞台での上演)
2.パントマイムによる表現
3.時間の飛躍(回想シーンの挿入など)

『わが町』の初演から既に83年経っている今日においては、多くの現代演劇の演出家たちにより繰り返し使用され、すっかり演劇表現の手法として定着している馴染みのスタイルです。

そして、1938年初演当時では画期的であったその手法を、観客に解りやすく示し、彼らが物語の中に入っていけるための案内役、そして物語の語り手をも担っていたのステージマネージャーだったわけです。

ステージマネージャーが登場するシーンに注目して物語を読むことで、きっと、新しくより奥深い『わが町』の世界の神髄を発見できると思います。ステージマネージャーは、上記「演劇上の大胆な3つの仕掛け」が舞台上で大活躍する際に、必ず、舞台上に登場します。特に、③番「時間の飛躍」が起こるシーンでは、ステージマネージャーに是非注目してみてください!

ところで、『わが町』以前の演劇の主流とは、どのようなものだったのでしょうか?

20世紀以前の演劇では、ある特定の一人の人物の様々な経験や体験が、一定の時間の中で、舞台上で、一人称または三人称で描かれる、というものが主流でした。

表現する事柄や主体が、常に直線的かつ単一的だったということが大きな特徴です。

しかしワイルダーは、演劇による表現において、独立した一個人の経験や体験を描くことに限らず、存在するその他の人々(キャラクター)の経験や体験をも同時に描きたかったのだということが解ります。そのアプローチについては、ワイルダーの『三戯曲集』(『わが町』『危機一髪』『結婚仲介人』)(The Three Plays -Harper Collins Publishers L.L.C. in 1957)に付されている、ワイルダー本人による「序文」を読んでみるとよく解ると思います。

ワイルダーは、存在する一人ひとりの中に、個々の日常生活や恋愛などの経験や体験が存在し、それら一つ一つが、すべて真実であるものとして、舞台上で表現されるべきであると信じていました。そして、その重層的な真実を舞台上で表現したいと試みていたのです。

『わが町』を活字で読み進めていくと、時折、複雑で物語に入っていきにくい場面に遭遇します。その大きな理由の一つが、『わが町』のステージ上での表現方法にあります。

Hal Holbrook as the STAGE MANAGER in the 1977 television adaptation.

上で述べたように、ソーントン・ワイルダーは、重層的に存在する世界を表現する方法を特に注視しており、事実、『わが町』の物語の中には、それぞれの登場人物の経験や体験、思考などが、それぞれがすべて真実として、実に多様に描かれています。

そして、ワイルダーは、舞台上で繰り広げられる重層的な物語の断片や、シーンの一つひとつをまとめ上げる重要な役としてもまた、ステージマネージャーを活躍させました。

当時、語り手でもあるステージマネージャーが、観客に対して直接語りかけることこそ、第4の壁(=演者と観客とを隔てる距離)を撃ち破る、『わが町』において最も画期的な表現方法でした。 

この野心溢れる表現の世界を、名古屋プレイヤーズがどのように形にしていくのか、とても楽しみです!!

是非、どのような舞台になるのか、想像しながら原作を読みつつ待っていてくださいね!!

お体にお気をつけて、是非、次回もお楽しみに♬

山本 温美
Content & Outreach担当
名古屋プレイヤーズ

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チャリティーショーケース•Charity Showcase 2020 Wrap Up

(Click Here for English)

第1回恒例チャリティーショーケースは子供達と保護者の方々を始め多くの人々からのご理解ご協力のおかげで大成功を収めることができました。

名古屋プレイヤーズJr.は名古屋プレイヤーズを母体とし、2年前に子供に特化したAct in English Workshopをスタートさせました。子供達が英語環境の中でパフォーマンスの基本を学びながらオリジナル劇「街のネズミと田舎のネズミ」の練習を重ね、英語表現と演技が同時に学べるように指導しました。

この英語劇に加えて、名古屋で人気のあるマジック・ジョーの手品と太田氏による英語で落語に参加いただき、エンタテイメントと生きた英語を体感できる素晴らしいショーケースをお届けすることができ他と思います。

 

まず、マジック・ジョーの手品はご自身が子供の頃、家族や友人にカードの手品を初めて披露し感動させた話から始まり、次に卵とハンカチを使ったマジックを見せてくれました。そして、カラフルなポンポンマジックも上がったり下がったり、どのように繋がっているのか、その次のロープ手品もロープが手の中で長くなったり短くなったりし不思議でした。最後には古代中国発祥、お馴染みのリングマジック。6本のリングがはまったり外れたりと子供達は目がクギ付けでした。

 

次に太田氏による子供向け英語落語「動物園」はショーン総監督によるオリジナル作品です。話の中で登場人物が動物園管理人や、トラ、子供、お母さん、そしてライオンと次から次へと変化。コスチュームも小道具もない中、ジェスチャーと話し方、声の出し方だけでストーリーを展開させ、観客を魅了してくれました。また、次回も私たちを楽しませてくれることを楽しみにしています。

 

最後に名古屋プレイヤーズJr.企画の子ども英語劇「街のネズミと田舎のネズミ」は英語と演技習得を目的に日本人向けに制作したオリジナルスクリプトです。お話は有名なイソップ物語からの一話で「豪華で新しい物が必ずしも人を幸福にするわけではないこと」そして「今持っている物や周りにいる人に感謝すること」を教えています。キャストは5歳から13歳までの子供達で1年以上に渡り演技を基本から学びました。母国語ではなく第2言語での初舞台でハードルは高いはずでしたが、みなさん堂々と演技ができ素晴らしいステージだったと思います。

指導者ナディア・パターソン先生にも感謝を申し上げます。2年にわたりAct in Englishクラスを指導していただきました。ナディア先生の指導なしではなし得なかったことでしょう。

そして、IPEアカデミー代表の松島よしこ先生にはこのプロダクション運営に多大なる尽力を賜り、深く感謝します。

同時に保護者の方々にも毎回の練習への送り迎えなどご理解とご協力をいただきありがとうございました。

今回の公演を終えて、多くの方からの前向きなフィードバックを頂いております。2021年度に向けて英語でアクティング、ダンス、歌などのクラスを企画しておりますので、皆様のご参加をお待ちしています。

最後に
チャリティーショーケースでは三つのパフォーマンスをお届けし、
この機会を通して子供達が英語学習と演劇の楽しさが学べるよう企画しています。が、2020年はコロナ渦で計画の変更を余儀なくされ、理由があって施設で暮らす子供達に収益金を贈るというもう一つの目的が達成されませんでした。次回2021年度公演では2つの目的が達成できるように努力を重ねて参りますので、多くの方々のご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

それでは、チャリティーショーケースに参加いただいた皆様、また、来年お会いできることを楽しみにしています。

敬具

名古屋プレイヤーズ総監督
ショーン・マーラー

Show Program

ESL Magic 2020

The Zoo

Rainbow Connections: The Land of Kindess

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Thornton Wilder•ソーントン・ワイルダー

(English on Page 2)

お久しぶりです!!少しお時間が空いてしまいましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?『わが町』のブログに再びお越しくださいまして、ありがとうございます。

今日は、とても良いお知らせを皆様にお届けできることを、大変嬉しく思います。
 
名古屋プレイヤーズ、そして『わが町』のキャストとプロダクションのチームは、来年、2021年6月12日(土)及び13日(日)の公演に向けて、遂に活動を再開致しました!!

これからもこのブログを通じて、『わが町』についての興味深く、そしてお役に立てる情報をお伝えできるよう頑張りますので、是非ともお付き合いください。

前回のブログでは、日本における『わが町』の上演の歴史についてお伝えしましたが、今回は、ブログ再開に相応しく、『わが町』の作者、ソーントン・ワイルダーについて深く掘り下げようと思います!!作者について知ることは、より物語の素晴らしさを発見していただくために、良い入口となるのではないでしょうか??

Thornton Wilder, circa 1948

皆さんは、ソーントン・ワイルダーについて、何か知っていることはありますか??

実は筆者は、名古屋プレイヤーズの次回作について耳にするまで、『わが町』も作者のソーントン・ワイルダーのことも知りませんでした。

アメリカ文学史を調べると、アーネスト・ヘミングウェイやスコット・フィッツジェラルドと同世代のようで、1926年に最初の小説『The Cabala』を発表して以来、亡くなる2年前である1973年まで、精力的に執筆活動を続けていたようです。

そこで、今回はソーントン・ワイルダーが発表した様々な作品や活動、功績等々、私なりにいろいろ探ってみました!!

まず、真っ先にソーントン・ワイルダーについてお伝えしなければならないのは、彼は、小説『サン・ルイ・レイの橋』(1928年)(The Bridge of San Luis Ray, 1927)で最初のピューリッツァー賞*を、戯曲『わが町』(1938年)(Our Town, 1938)と『危機一髪』(1943年)(The Skin of Our Teeth, 1942) で2度、併せて3度1 ピューリッツァー賞を受賞した、希少且つ素晴らしい、アメリカを代表する作家・劇作家であるということです。

ワイルダーは実に多才であり、上記3作の他にも様々な創作の分野で数々の素晴らしい作品を残しています。

肩書を羅列するだけでも、劇作家、小説家、エッセイスト、翻訳家、文学研究者、教師(フランス語等)、講師、歌劇作家、映画の脚本家……等々、かなり広い範囲で様々な活動を行っていたことが解ります。なんと創造性に富んでいたのでしょうか!!
 
例えば、ワイルダーは、1942年、アルフレッド・ヒッチコックの映画『疑惑の影』(Shadow of a Doubt)の脚本制作に携わっています。筆者はヒッチコック映画のファンなのですが、当時ソーントン・ワイルダーを知らなかったので、タイトルクレジットには全く気にも留めていませんでした。

この作品もまた、日常生活にじわじわと心理的恐怖が襲う、ヒッチコック・サスペンスの傑作の一つです!!

カリフォルニアはサンタ・ローザ、「普通の家庭」の「普通の日常」に退屈を覚える思春期の少女チャーリーとその家族のもとに、ある日、チャーリーがこよなく慕う同じ名前の叔父チャーリーがやって来る。次第に叔父の謎が明らかになり、普通の家庭の普通の日常が壊れ始めるというストーリー。

お気づきですか?「家族」と「日常生活」がストーリーの軸なのです。「わが町」に共通する点がありますね!『わが町』に登場するキャラクター、レベッカに似た女の子もでてきますよ!!

会話の所々にクスッと笑えるユーモアが隠れていたり、家族の日常を描く会話が面白く、「わが町」を彷彿とさせるものがあります。

ワイルダーの表現の世界に触れるために、こちらの映画をチェックしてみるのはいかがでしょうか??

他にも、ワイルダーは、音楽好きな一面もあり、自身の戯曲『The Long Christmas Dinner』と『The Alcestiad』を基に2作のオペラの脚本まで書いています!!

翻訳家の面では、イプセンの『人形の家』を英語に翻訳・脚色したり、ジャン=ポール・サルトルの『墓場なき死者』など、数々の言語に精通していたワイルダーは、世界各国の言語で書かれた戯曲を翻訳し発表しました。

アメリカ芸術文学アカデミー2 は、研究者や専門家などによる優れた文学翻訳とその貢献を表するため、ソーントン・ワイルダー翻訳賞を創設し、2009年以降、2年ごとに受賞者が発表されています。
 
更には、ソーントン・ワイルダーは、演じることも好きだったようで、自身の様々な戯曲の中でちょい役や大役などを演じては楽しんでいたようです。

『わが町』の上演に関する写真やワイルダーによる作品群、その他様々なエピソードなどは、ソーントン・ワイルダーに関するオフィシャルサイトでたくさんご覧いただくことができます。とても楽しいです。是非ご覧ください!!

私も、今回このブログを書くために、こちらのサイトには非常にお世話になりました!!
(https://www.thorntonwilder.com/)

ところで、ソーントン・ワイルダーは、大自然の中を散歩したり、各地・各所を歩き回ることが多く、その際に思いめぐらし浮かんだアイディアを少しずつ形にしながら、創作活動をする人物で、『わが町』の構想も、そのようにして考えていたそうです。

ワイルダーの甥、タッパン・ワイルダー氏によると、「ワイルダーはもともと書斎にこもって書くタイプではないため、‥‥‥さまざまな場所で書き続けていた。」のだそうです【ハヤカワ演劇文庫『〈演劇9〉ソーントン・ワイルダーI わが町』】。

Gertrude Stein, circa 1935

そうした独自のやり方で、革新的な『わが町』を創作したワイルダーですが、その飽くなき創作への探求心には、一人の作家との出会いが大きく影響しているといいます。アメリカ人の作家、ガートルード・スタイン3 です。二人は1935年、ガートルード・スタインのシカゴ大学での講演会で初めて出会っています。ちょうど、ワイルダーにとって一番創作活動が盛んで、数々の作品を発表している時期でした。ワイルダー自身、教師として講義や講演会などを行っていたことから、意気投合し、交流を深めたり、書簡のやり取りをとおして、お互いの文学に対する考え方や、自らの活動に対する姿勢などを交換し合いました。

ワイルダーは、散歩やあちこち歩き回って創作のインスピレーションを得る作家だったため、海外にもよく旅をしていました。その際、度々、フランス、パリにあるガートルード・スタインの住まいも訪ね、彼女と文学に対し意見を交わしています。彼女との文学に関する意見交換は、『わが町』を始めとする数々のワイルダーによる戯曲やその他の創作にも影響を与えているといわれています。

ガートルード・スタインに関しては、このブログでいつか詳しくお伝えできると嬉しいです。

彼の代表作である戯曲『わが町』は、その初演後、大きな反響をもって迎えられることとなります。次回のブログでは、その『わが町』が持つ革新性について迫ってみたいと思います。

また次回をお楽しみに!!

山本 温美
Content & Outreach担当
名古屋プレイヤーズ

  1. アメリカ合衆国における、優れたジャーナリズム、音楽及び文学の創作に対する功績を称え与えられる賞です。文学セクションに関しては、フィクション小説、戯曲、歴史、伝記及び自伝、詩及びノンフィクションの6部門から成っています。 []
  2. アメリカ芸術文学アカデミーは、アメリカにおける文学、音楽等の芸術の卓越性の育成、支援並びに維持を目的として1780年に創設された、250人のメンバーからなる協会です。ソーントン・ワイルダーも、1928年にメンバーとして選出されています。 []
  3. ガートルード・スタイン(1874年2月3日生まれ、1946年7月27日死没)

    アメリカの作家、詩人、劇作家、美術収集家であり、20世紀初頭における英語文学(とりわけアメリカ文学)、またフランスはパリの当時のアートシーンを知る上で最も重要な人物の一人です。フランスはパリに住み、アーネスト・ヘミングウェイや、スコット・フィッツジェラルド等の当時のアメリカ文学界の若者たちと交流し、彼らを「失われた世代」なんて名付けたことでも有名です。
    []

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Japan Forward Interview, Artistic Director Shawn Mahler

Jason Morgan of Japan Forward recently interviewed Nagoya Players’ Artistic Director Shawn Mahler about his creative journey from Hollywood to Nagoya. They discuss what brought Shawn to Japan, trends in the movie industry, Nagoya Players and his new novel, ‘Chizawa Bay’.

If you’re curious about who is pulling the levers behind the curtain give it a read!

The full interview can be read on Japan-Forward.com

https://japan-forward.com/films-novels-plays-a-creative-american-reflects-on-life-and-art-in-japan/

For more information about Shawn and Chizawa Bay, As Ugly As I Am please visit his website:

shawn-mahler.com

New Novel! “Chizawa Bay”

Nagoya Players is thrilled to announce a new novel by our Creative Director Shawn Mahler, Chizawa Bay, As Ugly As I Am.

The novel is a humorous collection of stories involving the fisherfolk and farmers from the small, fictional, seaside community of Chizawa. All these stories come together to paint a messy but beautiful portrait of life in rural Japan.

Shawn has spent the past 15 years traveling Japan, collecting these various tales and interviewing hundreds of quirky and intriguing people. He has turned several of these adventures into short movies, plays, and now a novel.

It’s a fast and fun read. There is a lot of clever wordplay and the characters reveal intriguing details about the inner feelings and thoughts held within Japanese society. It’s a great read for fans of Japanese culture, philosophy and psychology.

Chizawa Bay is available now for pre-order on Amazon.com, in both ebook and paperback.

Please join us in congratulating Shawn on his debut novel!